今回はボクの手塚治虫についての雑感です
KindleUnlimitedで読みました
オーイ!!やまびこの作品がデビューまでの話ですが、その作品から幼少期にピックアップして、手塚治虫に影響されたところを詳しく描いたものです
あらすじは手塚治虫先生の訃報にふれ、衝撃を受ける矢口高雄。矢口高雄にとって手塚マンガは特別なもので、夢中になった少年時代を軸に手塚マンガの魅力にとりつかれていった自伝のエッセイマンガ
上に内容も書いてしまってますが、手塚先生に影響を受けた少年時代を描いた漫画になっております
また、矢口高雄先生は戦争を体験しており、その爪痕みたいな話もちょこちょこありますね
矢口先生の一家は農家をしていたみたいです
ボクの手塚治虫 37ページ
この漫画が矢口先生にとっての初の手塚マンガ
自分は読んだことがないのですが、色々な先生が影響を受けた話などは聞いたことがありますね
内容は化学漫画みたいで、勉強もできるような内容だったそうです
また、この作品でも触れていますがスピード感を感じるような作風でディズニーアニメを思わせるような感じだったそうです
ボクの手塚治虫 60ページ
藤子不二雄先生たちも影響をうけたという漫画
手塚先生の単行本デビュー作みたいですね
刊行するにあたってかなりページを削減したみたいですね
ボクの手塚治虫 283ページ
漫画を買うために仕事をする矢口少年
樹皮を運ぶ仕事だったみたいです
93円の漫画を買うために一生懸命やったみたいです
今だとこういう仕事は無いと思うので、時代を感じますね
今あったらもっとお金もらえるでしょうから、良い時代になったんでしょうね
ボクの手塚治虫 318ページ
手塚先生宛に年賀状を描いた矢口少年
このあと年賀状のお返しがきて有頂天になります
手塚先生は藤子先生の漫画でも言ってましたが、ファンレターなどにお返しなどマメにしてたみたいですね
今みたいに編集部を通すなどせずに、直接自宅に送るので緊張しますよね
漫画雑誌とかあまりできてない時代ですし
漫画に対する偏見などもすごい時代などで大変そうです
矢口先生の手塚先生愛溢れる漫画になってます
かなりの田舎だったみたいで、本屋などにいくにも遠かったのでなかなか漫画が手に入らない環境だったみたいですね
今みたいにコンビニなどもないですし
また、あまり裕福ではなお小遣いなどもなかったので、すごい気合と根性で入手したんでしょうね
自分は手塚マンガは火の鳥ぐらいしか読んだことないのですが、流線型事件は読んでみたいですね
デビューまでの話は『オーイ!!やまびこで』、社会人時代の話は『9で割れ』で書いていますね
そちらもそのうち書く予定です
釣りキチ三平もとびとびでしか読んだことないので、読みたいですね
この記事を読んで興味を持ってくれたら嬉しいです