今回は妖精公団の終わりを書きたいと思います
kindleUnlimitedで読みました
前回の漫画回で書いたさよならロボットハニーの作者さんのやつですね
こちらも同人誌みたいですね
前回の感想はこちら
あらすじは高校で民俗学部に所属する利根梨子。彼女は霊感の強い後輩の西城から傍らに妖精のようなものが見えると言われ、自身も見える様になる。同様に妖精が見えるという祖母やオカルト好きの民俗学部の面々と共にケルトの妖精や土地神をめぐる騒動に巻き込まれ―――

6ページ
主人公の利根梨子となります
ある日を境に妖精が見える様になり、嫌々ながら彼らに協力することになります

14ページ
左が妖精のマグメルとなります
梨子と民俗学部を巻き込んで、元の国に戻るため儀式をすることに
感想としてはロボットハニーに比べるとこちらはキャラクターベースではなく、ストーリーベースのものだと思います
画力はやはり高いレベルだと思います
ファンタジー色が強くて、ケルト神話を知ってると楽しめるって感じなんですかね。最後はちょっと切なく終わる感じは前回と一緒です
こっちは本当に作者がやりたかったものって感じの熱意が伝わってきます
設定がよく練ってるので、台詞よりも説明の方が多く、文章量がかなり多いですね
自分もケルト全然馴染みがないので、雰囲気で読みました。重要なことはちゃんと説明されてるので
前回読んだロボットハニーに比べるとちょっととっつきにくいところですが、そこは同人誌なので作者の描きたいもの優先すべきだと思いますので
この作者のキャラクター同士の会話のドッチボールが結構好きで、リズムというか、テンポというか楽しく読めます。梨子と西城の会話は下ネタ多めな感じですが面白かったです
おばあちゃんたちが集まって頑張るところはかなり好きなシーンです
どちらかというとさよならロボットハニーの方が好みですが、こちらはこちらでうまく纏まっていて面白かったです
